さて、予定の時間を少々回ってしまいましたが、那智山より国道44号へ出て、新宮方面へ向かいます
夜の宴会用のつまみを買うことも忘れません。
が、馴染みのある大手コンビニは勝浦駅近くに一軒あっただけで、あとは地元の「コンビニエンス」。
でも売ってるものは一緒だ。わがままは言わないように!>あこさん
それに、静岡では店頭に並ばなくなって久しかったフランの森いちごだって売っていた。
昨年10月に名古屋のスーパーで山積みになっていたのを見かけて以来のショックだ。…負けた…と。

新宮から熊野川沿いの168号線を走り、湯の峰温泉を目指しました。
「新宮市に出て、熊野川沿いの国道をひた走る」
はい、これも原作どおり。まぁ…、普通はこの道をとおるでしょうね(笑)
途中で、ミラスポットである熊野川町役場を通りすぎます。ここは翌日に回して、湯の峰へ。
168号線から川湯温泉入り口を左に折れます。そのまま本宮大社方面にまっすぐ走っても湯の峰温泉には行けますが、
こちらから行った方が走りやすいです。距離や時間はそれほど変わりません。

17:00頃 湯の峰温泉到着。日が沈むちょっと前でした。
湯の峰温泉は、1800年もの昔に発見された日本最古の温泉です。
小栗判官と照手姫の伝説が残るロマンの湯として。
そして最近では、高耶さんが毒抜きをした温泉として、一部の女性の注目を集めています。
いくつかの旅館、民宿がありますが、私たちが目をつけたのは温泉料理が名物の江戸時代創業の老舗旅館。
私たちのお部屋は@15000円の「したん」というお部屋。一番安いお部屋を頼んだんですけど、2間続きで広かったです。
落ちついた昔ながらの温泉旅館!って感じ。
まずはお茶をいただいてゆっくりしました。
が、寒い。オイルヒーターもついているけど寒い。
だから、電気カーペットと電気ストーブもつけました。そしたら、突然、真っ暗に…。
障子をあけてみると、よその旅館は電気がついている。
停電ではなく、やはりプレーカーがおちたらしい。犯人はうちらじゃん!
慌てて備え付けの懐中電灯をつけてみる。が、いくら待っても旅館の人が説明に来ない。
何故??と、ドアをあけたら、電気が消えていたのは、私たちの部屋だけ……。
まあ…よそ様に迷惑をかけなかったことだし…いっか。
しかし、この停電はこのあとも、たびたび続くことになるのでした(苦笑)

食事の前に、やっぱりさっぱりしたい。というわけで、現場(何の?)である大浴場へ行きました。
24時間入ることができまして、0時に男湯と女湯が変わります。
私たちが行った夜は、大きなお風呂が女湯でした。ラッキーvv
槙の木のを使った湯船は、風情があって良かったです。温泉の湯もお肌がツルツルとしてとてもいいお湯でした。
蒸し風呂と露天風呂もあります。お湯はちょっと熱め・・・かな?
気のせいかもしれませんが、ピリピリする感じ。解毒されてる??(笑)
源泉も飲んでみました。
「……硫黄」
体はポカポカ温まるし、お肌はツルツルだし、湯の花はしろいし(?)、温泉を満喫。
とりあえず、また食後にゆっくりと入りにくることにして、18:30からの夕飯のために、お部屋へと戻りました。
お部屋に戻ると、すでに配膳の準備が…。わーいvvおいしそーっっ。
こちらの名物・温泉料理は、湯治に来る病人たちを宿泊させることからスタートしたそうな。
刺身以外は、全て、温泉を利用しているそうです。
食前酒の温泉ニードを使ったカクテルでまずは乾杯。
ぐぐぐっと飲んで、「ん?」と首を傾げる面々。
傾げるまでもなく、硫黄の味がしたんですけどね(笑)
ビールをあけて、再び乾杯。私はワイン派なのでビールはあまり飲みません。が、風呂あがりの一杯は格別vv
食事の時間を少し遅らせたため、鮎の塩焼きはさめてしまっていましたが、それでも美味しかった!
熊野牛の温泉しゃぶしゃぶも、とーっても柔らかくて美味でしたvv
しかし、量が多い。最後には釜飯までついてくる。
さすがに途中で満腹になってしまい、釜飯はちょっとしか食べられなかった。残念〜。
サランラップ持ってって、おにぎりにして夜食にしたかったわ。

「板張りの階段の途中に、高耶が立っている」

「高耶は崩れるように、
囲炉裏端(ってあったっけ?)の
木椅子に座り込んだ。
帳場の前の小さなロビーには古い柱時計がかかっていて、時を刻む音がする」

直江がここで携帯電話をかけていて振り向くと左の階段に高耶さんが…。
そして、このロビーから、高耶さんを抱き上げてヤツは大浴場に向かったらしい…。大浴場は、この階段右横の通路をまっすぐいって右に折れた突き当たり。その途中に私たちが泊ったお部屋と売店があります。…深夜でもなければ誰かしらの目にとまります…。

直江が「抱いていた高耶を言葉通り、浴槽へと放り込んだ」大浴場。
まさに「湯垢離場とでも呼びたくなるような、古い木造の浴室」です。
ここで、「……そういう気分じゃない……」とイヤイヤする高耶さんは、「正気じゃない!」直江に「解毒」をやりぬかれてしまうのでした。

この浴槽の木の縁の感触をねっとりと楽しむ者、
匂いをかいでみる者、
洗い場に倒れこんでみる者。
非常にあやしい客たち。
カメラ持ってるし(笑)
ちゃんと人がいない時を狙ったのよ〜。

直江が高耶さんを抱いて通りこした脱衣場。
ちゃんと服は脱ぎましょう…。


(写真左)食前酒を写真を撮る前に飲み干してしまったので、
フジサワさんに借りて撮影。
空のグラスを隠したつもりが、バッチリ映ってました(笑)
(写真右)熊野牛の温泉しゃぶしゃぶ。すっごい霜降り。
このボリューム、分かっていただけます??
このあとで更にフルーツや釜飯がでてきますv

食事のあとは、まったり。
旅館内や、旅館の外に出て、彼らが泊った部屋を検証している若いお嬢さん方を尻目に、私はメルチェックやらBBSレスなど。
だって、すごーく寒かったんだも〜んっっ。あとで教えてもらえばいいやって(笑)
彼女たちの検証では、位置的に私たちの部屋の真上がそれっぽいとのことでした。
お腹がちょこっと落ちついてから、再び温泉へ。
露天風呂にはしろいの…がたっくさん浮いてて、それをすくってみたりしました(笑)
「あ、こっちの方がしろいの多いよ〜」
…とっても変な会話だと思います。
温泉はちょっと熱め。
だけど、冷たい外気にはちょうど良くて、しかも星が綺麗。
最高に贅沢な気分でしたよ〜。

あと、夜は、「剛くん、かわいい〜〜」とドラマをキャイキャイと見てる人たちがいましたね(笑)
買ってきた梅酒をあけて乾杯したんですけど、これが美味しくてv

湯の峰の夜は、とても楽しく美味しく(一部ミーハーに)、ふけていきました。

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