神倉神社には駐車場はありません。
日曜日ということもあり、神社前にある小学校の門付近に路駐させていただきました。
あくまで路駐であり、学校内には入ってません。ま、路駐も誉められたことではありません;;
すぐに、戻るつもりだったんです…すぐに(ふっ…)。

神倉神社は、まだ原作では高耶さん(直江も)は訪れていません。
31巻は、神倉神社に向おうとしているところで終わっています。
先取りで先取り!!と行ったのですが、切実に、原作に出てきてくれ!!と願わずにはおれません。

まず、嫌な予感は石段下に備え付けられていた杖。
(…これが必要とされるような場所なのか?)
そして石段下にある鳥居の元にある賽銭箱。上には賽銭箱がないのでここでお願いします…と。
(…もしかしたら、すご〜く高い場所にアリ?)
期待どおり、この旅、最大の難所でございました;;;
杖は素直に借りたほうが身のためです。
石段は急です。とっても急です。
登りながら「これ…降りれるの?」と不安になるほどの急勾配。
上から見るとこんな感じ…。(写真右)
あまりに急で先が見えない(苦笑)

登りきった山頂にようやく神社が…。
ここが神倉神社です。
社の横に、大きな岩。
これがゴトビキ岩??
「五戸引の弓を以って、飛瀧を射よ」
がさす意味は、さあ、何でしょう?
ここから飛瀧神社(那智の滝)の方角は?
と、いろいろ検討してみましたよ。
実は、かなりへばっていて、それどころではなかった私です(笑)

とりあえず、岩の周りを入念にチェック。
横から見ると大きな岩の上に、更に岩がかぶさるようになっています。(写真左下)
そして何故か、こんな山頂でも、子供たちが遊んでいた(笑)
子供たちのジャマをするわけではないが、彼らがポケモンで遊んでいた岩場もよじ登ってみた。←かなりジャマしてますな。
そしてゴトビキ岩を間近で見てみる。手前の岩と後ろの岩の間に、白い小石が敷き詰めてあり、何かを祭っている感じ。

岩場をよじ登るまでは良かった。
が、やはりというかなんというか……降りれなくなりました;;;
だから、しかたなく更に登って柵を乗り越えて細い山道に出ました。
でもね、そしたらゴトビキ岩の裏側に出たの。
もしかしたら、原作に出てくるかも〜と写真も撮ってみました。逆光です…(写真左)
もう、ほんと、出てきてくれっ!
出てきたとしても、高耶さんがここにきてくれなかったら、泣きます…わたし…。
このさい、贅沢は言わん。直江でもいい。
頼む、ちゃんとここまで登ってくれぃっ!!



山頂からの眺めは最高です。海も見えますよ。

下りは、途中、「楽歩道」なるものを発見したので、そちらを利用しました。
全然、楽ではありませんでしたけどね。
完全なる山道です。
でも石段の恐さに比べればまだましかなぁ…。
雨の日は、この神社、危険かもしれません。すべって転んだら大変;;

神倉神社では、毎年2月6日に、白装束に荒縄の帯をしめた男たちが、松明を手にこの急な階段を一気に駆け降りる「お燈まつり」があるそうです。
その様子を市街からみると「熊野の山に火の滝が流れるよう」だそうです。
す、すごいですね。
私だったら、絶対、転げ落ちます。で、他の人も巻き込むんだわ…。
でも、このお祭り、見てみたい。

さて、いよいよ旅も終わりです。
42号線を勝浦方面へ戻る途中、那智の浜によりました。
ここは、勝浦に到着した高耶さんたちが、その足で訪れた場所。
勝浦港から駅ふたつぶん。
つまり、那智駅付近というわけです。
車を那智駅近くにあったコンビニの駐車場に置かせてもらいました。
ちゃんと買い物もしましたよ〜。フランの森いちごを2箱ほど(笑)
だって、静岡じゃ、売ってないのよ〜。
(が、その翌週。静岡でもコンビニに並び始めた。CMも再開。2箱も買ったのにっ。わざわざ那智でっ!)

那智駅横の地下道を通りぬけると、そこは海。
海水浴場になっています。
この日はとても寒く、日陰にいると震えがとまりませんでしたが、お天気は上々。
海は、穏やかで、とても綺麗でした。
そして、砂浜に降りた途端、皆、砂を手にしてみたり…(笑)

この那智の浜は、補陀洛渡海の出航点です。
ここから、八咫船に乗って浄土を目指したわけです。・・・切ないですね。


写真左がEOS、写真右がデジカメでの撮影。どっちもどっちなので、両方載せてみた!

ここで、おもしろいものを見ました。
う〜ん…。写真(右)では分かりづらいんですけど、沖の方で、何か(船?)が浮いているんですよねぇ。紛れもなく空中に…。
ねえ、あれって…もしかしたら、「本物の
ミラージュ!?」
……あのね、みんな。
“蜃気楼”って言おうよ、“蜃気楼”って。日本人なんだから(笑)

あ、本当にミラージュなのかどうかは分からないですよ;;
ただこの時期、全国の海岸でミラージュ(笑)が見れるのは確かのようですね。
那智の浜をあとにし、途中、ガソリンスタンドによって満タンにしてから那智勝浦駅へ。
車を返して、ここで、関西組の皆さんとはお別れです。
16:01発のくろしおで、フジサワさん・直耶さん・みのぽんは熊野をあとにし(これより遅い電車だと、フジサワさんが岡山へ帰れない 笑)、私とあこさんは駅前の喫茶店でケーキセットを…。そして17:07発のワイドビュー南紀で名古屋へ。
静岡で停車するひかりは少ないので、ここであこさんともお別れ。
ワイドビューの中、また名古屋からの新幹線の中。とっても熟睡してしまった。
が、変な体勢で寝ていたために、翌日、首がまわらなくなりました。(筋肉痛もアリ…;;)

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